アグリテクノは様々な取組みを行っています
畜産業の川上から川下まで
1961年、三品種鶏場として操業を開始してから半世紀。私たちは、相場による卵価の暴落、鳥インフルエンザによる養鶏業の存続の危機を乗り越え、「畜産業の川上から川下まで」をテーマに、鶏卵事業から食品加工事業、そして鶏糞肥料事業へとフィールドをひろげてきました。
ほんとうの安心と安全、そしておいしさを
畜産にとってますます厳しくなる環境問題にどう対処していくか。地球レベルの大きな課題が与えられている今こそ、先々を見据え、危機を予知し、常に他者に先駆けて行動する当社の企業姿勢に磨きをかけ、ほんとうの安心と安全、そしておいしさにこだわった商品をお届けしてまいります。
食品加工事業への展開
1984年、卵豆腐、茶碗蒸しを製造販売する「しのぶ食品」をスタート。2008年にはアグリテクノに吸収合併され、「しのぶ食品事業部」へ。独自の製法によって作られる「具材が見える手作り茶碗蒸し」「果肉をたっぷり使ったフルーツジュースバー」「温泉たまご」「煮卵」などの商品がご好評をいただいています。
鶏糞も臭いのない「完全発酵有機肥料」に
畜産業にとって家畜の糞便処理は大きな課題ですが、当社ではすでに全量を処理する発酵農場を持っています。鶏舎で予備乾燥され、コンベアによって排出された鶏糞は、独自のバイオ菌によって発酵を促進。工程ごとにさまざまな発酵処理機械を使用し、臭いのない「完全発酵有機肥料」として製品化されています。
安全と安心をチェックする「PPQC研究所」
第三者機関で独立した専門研究機関である「PPQC研究所」にて、常に鶏の健康状態、血液の抗体検査、飼料のアミノ酸分析、サルモネラチェックを行うとともに、食品加工事業(しのぶ食品事業部)の商品チェックもロットごとに行っています。
鳥インフルエンザに関してもすでにチェックを行っており、ホームページ上で公開しています。
また、社内でも独自の検査を並行して行い、季節ごとのタマゴの品質変化を素早くチェック。農場担当者とリンクした養鶏を実践しています。